タオルをフワフワにする方法

洗濯を重ねるごとにゴワゴワしてくるタオル。使いはじめのような「フワフワ感」を取り戻すためには、日頃のお洗濯や干す時の工夫次第で、フワフワな状態を再現できます。

詰め込み過ぎに注意

一度にたくさんの洗濯物を洗ってしまいますと、タオルが他の洗濯物に押しつぶされて繊維が起き上がらず、ゴワゴワに仕上がってしまいます。そのため洗濯物は詰め込み過ぎず、多めの水量でゆったり洗うのがコツです。フワフワな仕上がりが期待できるだけでなく、汗や皮脂などの汚れ落ちも断然よくなります。

洗剤を入れ過ぎない

汚れ落ちをよくしようと、洗剤を入れ過ぎてしまうことはありませんか?粉末洗剤でなくても、これでは洗剤がタオルに溶け残ってしまい、乾く際に繊維がふんわりと膨らむ力を弱めてしまう原因の1つです。洗剤を多く入れても洗浄力がアップする訳ではないので、記載されている適度な量を守りましょう。

なるべくは乾燥機を使おう

屋外に干すよりも、なるべくは乾燥機の使用をおすすめします。乾燥機の熱風が繊維を一本一本起こすため、ふんわり感が出るのです。

しかしながら、乾燥終了後にいつまでも入れっぱなしにしていると、せっかくふんわり仕上がったタオルも機内に残った湿気のせいで台無しになってしまいます。乾燥終了後は、すぐに取り出すよう心掛けることも大切です。

屋外に干す際は…

屋外に干す際も、多少の手間はかかりますがフワフワな仕上がりを実現できます。

タオルを干す前に、パンパンッと10~20回ほど振りましょう。こうして縮んでしまった繊維を起こすのです。そのまま干すと繊維が立たないまま乾いてしまい、肌触りが悪くなります。

また、干す場所もポイントで、直射日光が当たると繊維が傷みやすいため、風通しのよい日陰で干すのがベストです。